私が属する日本マーケティング協会が、14年ぶりに、「マーケティング」の定義を変更した。 ざっくり言うとマーケティングは、企業や組織が中心だったが、今は顧客や社会と供に歩んで作っていくという変更である。
新定義
「マーケティングとは)顧客や社会と共に価値を創造し、その価値を広く浸透させることによって、ステークホルダーとの関係 性を醸成し、より豊かで持続可能な社会を実現するための構想でありプロセスである。」
ちなみに前の定義は、
マーケティングとは、企業および他の組織(1)がグローバルな視野(2)に立ち、顧客(3)との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動(4)である。
1:教育・医療・行政などの機関、団体などを含む。
2:国内外の社会、文化、自然環境の重視。
3:一般消費者、取引先、関係する機関・個人、および地域住民を含む。
4:組織の内外に向けて統合・調整されたリサーチ・製品・価格・プロモーション・流通、および顧客・環境関係などに係わる諸活動をいう。
今回の変更は私自身ものすごく納得です。というかおそ~い。
私がこの数年多くの方に、提案しているのは、顧客基点のマーケティング。 サービスや商品を顧客との接点やプロセス毎にどのように認識されたらよいのかをひたすら考えるものです。 この手法を使ってものすごく実績があがっています。 気になる方は気軽に聞いてくださいませ。